+花鳥風月+

雑記と写真とレビューと。

一日に三回ほど指す

愚弟が珍しく将棋をしようなどと言ってくるので,最近はその相手をしてたりするのである。
親の留守中を預かるアニとしては,ゲームの相手をして時間を潰し,帰ってきた親に日中のことを聞かれて「弟はゲームしかしてなかった。宿題とはなんぞや」などと話しては,団らんが凍り付きそうにならないこともないので,それよりはよっぽどマシなことなので,よろこんで将棋の相手をするのである。
実際の所は,おれも暇ではあるけれども,本を読みたかったりする気分のときに付き合わされると,ワッとなって終わらせようという気になったりするのだけども。


実家に帰ってきてそうしているように,今日も指していたのだが,ふとしたミスから初めて負けてしまった。別におれが強いわけではなく弟が弱いだけなので,なんとなく悔しい気もしたが,「あらあら,強くなっちゃって」という気分になったりもしてちょっとフクザツな気分であった。
初めておれに勝った弟は,ニヤリと笑っていやがったので,このやろうとばかりに次は圧勝してやったのであるが,それでも気分が晴れない夏の午前中なのだった。


そして,相変わらず暇を持てあましている我ら兄弟は,結局午後はゲームをして午後の時間を潰すことになるのであった。
今日は風があって,過ごしやすい一日だった。だから,ゲーム日和なのである。