+花鳥風月+

雑記と写真とレビューと。

むはー。

隙をついては読書に勤しんでいる訳ですが、最近読んでたのは太宰治の「人間失格」と椎名誠の「地下生活者/遠灘鮫腹海岸」。
この2冊を同時進行で読んでました。で、昨日、人間失格は読み終えたのでした。


最近になってまた本を読む時間を増やし始めたのは、その前に読んでた椎名誠の本で「目的別に雑誌があっても良いじゃないか飯食う時用とかトイレ用とか(ちょー意訳)」てのたまっておられて、感化されやすい俺は一緒になって「そうだそうだ。それがいいのだ」と納得して、ならトイレに本置いておいてもいーじゃん、ってことでトイレに未読小説を起き始めたのがまず一点。
二点目は、さらにその時に読んでた茂木健一郎の本で「読書は集中して一気に読まなくても細切れにしてもいいじゃんそっちのほうが現代スタイルでしょでしょ?(やっぱりちょー意訳)」というような事をのたまっておられて、その時にやはり俺は拍手パチパチしながらその意見を素直に取り入れたから、昔ほどまとまった時間取れなくても、塵も積もれば山とまでは行かずとも小高い丘くらいの時間にはなっている状況なのです。


で、話は戻るんですけども。先に出てきた2冊ってのは当然ながら全く似ても似つかない物語なワケですが、あっち読んだりこっち読んだりで話がこんがらがるかと思いきや全く違うのであまり苦もなく読み進められて、まぁこのスタイルも良いもんだねぇというのが、慣れてきはじめたこの頃の感想。
この調子で未読本を読み進めていきたく思う所存ですことよ。


皆さんお気づきでしょうが、俺は椎名誠の文章が好きすぎてたまらないある種というか割と真性の変態ですんで、古本屋行って文庫本あれば買っちゃうワケでして、なんかもう中学終わりの頃から本当に椎名誠の本ばかり読んできたような人間ですんで、誰か他にもそういう人がいたら友達になって下さいw