+花鳥風月+

雑記と写真とレビューと。

暑さ寒さも彼岸まで

今日まで、珍しく親戚がうちに来てたので、昨日いとこのねーちゃんと鞆の浦へ行ってきた。
10数年ぶりくらいに会ったな。前回来たとき、俺は小学生だった。当時ねーちゃんは就職したばかりで、自分で稼げるようになって、ばーちゃんに会いに来たそうだ。変な人が多い父方の親戚筋に置いて、とてもマトモな印象。と、偉そうなことを言いつつも、自分はそんなことしたこと無いので、むしろ素直に尊敬する。
叔父さんと叔母さんはうちに残るといい、うちの家族は仕事だったので、二人でブラブラしに行った。ポニョの舞台だといって、少しはしゃいでた。真っ昼間で日差しが凄く強くて暑かった。

どうも人が多いと思ってたら、お祭りだったみたい。俺としても、こういうお祭りに参加したのは、小学生の頃まで遡らなければ記憶にない。暑くてちょっとクラクラしてたところに、急にノスタルジックな気分を味わうような気分で、なんとも言えない妙な気持ちになった。

いい加減に見てたのでもう良いだろうと言うことで、クルマ停めてたところまで戻り、その近くの店で鯛と穴子とタコを買って帰路についた。
帰りの車中では、なんかちょっとしたお悩み相談室みたいになって、思い出すと少し恥ずかしい。近すぎない距離の人で身内っていうこともあって、妙にべらべらと喋ってしまったけど、でも少しスッキリした。

友人達との飲み会に参加する前に、鞆で買った魚を少し食べた。どれも美味しくて、珍しく客人の居る食卓は楽しくて、場を離れるのが億劫になった。なんとか離れて玄関で靴履いたところで、ねーちゃんが見送りに来てくれて、なんかむず痒くなった。行ってきますなんて久しぶりに言ったなーと、心のどこかで苦笑してしまった。

そんな感じで、妙な気分で満ちあふれてた一日だった。