久しぶりにこのカテゴリを使用してみるの巻
暇を持て余して、村上龍の「ワイン一杯だけの真実」と佐藤多佳子の「一瞬の風になれ」を昨日読んだですよ。
ワイン一杯だけの真実
非常に官能的でした。全8本からなるオムニバスですが、そのタイトルはどれもワインの名前を冠しており、それにちなんだというか、そのイメージの内容となっているみたいです。「みたいです」ってのは、そんなワイン飲んだことないからイメージわかないw
あとがきで著者は「普遍的な女性を登場させた」みたいなこと書いてますけど、個人的にはそうかなぁと感じました。若干メンヘルっぽいのが多いですけど、女性はみんなそうなのか?みたいなw うーん、よくわかんないや。
でも、個人的にだけど、ワインってこういうイメージだよなぁ。女性的というか、女性視点的な作品っぽいというか。だからあんまり俺は飲まないのかもなあw
作中に出てくるどのワインも知らんのですけどw、田崎真也が解説で説明してるので、ちょっとは知った気になれますw
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一瞬の風になれ
弟が珍しく読書していたので、ヤツが学校へ行ってる間にサッと読んでみた本。陸上(というか短距離かな)の物語で、帯に「『王様のブランチ』2006年のNo.1!」とあります。たぶん、その両方が弟の琴線に引っかかったんだろうなあと思いつつ読んでみると、イメージしてたよりも淡々とした感じを受けました。もっと、こう、アツい感じかと思ってたんだけど。「バッテリー」の方が個人的には楽しめたかな、野球だったし。
それにしても、この登場人物は、全体的に幼い気がするなー。どうしても比べちゃうけど、「バッテリー」なんかは変に大人びたクソ生意気な中学生が主人公だからなぁ。この文体ってのもあるんだろうけど、こいつらは無邪気すぎるよピュアだよw
でも、うちの弟がチョットずつとはいえ、本を読み進めてることなんてありえない状況なので、兄としては微笑ましかったりする。いやー、ケータイ小説なんて読んでなくて良かったw いや、完全にナシとは言わないけどさ、明らかにこっちの方が好ましいでしょ。
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